あなたは、ぬいぐるみは好きですか?

私は小さな頃からぬいぐるみ遊びが大好きな子供でした。

実は現在もぬいぐるみだけはなかなか手放すことができず集めているのですが、子供がぬいぐるみを抱えている姿は自然と見かけるものです。

柔らかくてふわふわとしたぬいぐるみは、子供にどのような効果をもたらすのでしょうか。




ぬいぐるみがもたらす効果とは?

ぬいぐるみはふんわりと柔らかな見た目から、癒しや安心感といった効果をもたらすことが知られています。

しかし子供にとっては、それだけではないんです!

好奇心を養う

小さなお子さんにとって、ぬいぐるみのふわふわとした触感は「未知のもの」です。

親御さんに抱きかかえられた時に経験する人肌や衣類、ベッドの感触とは全く別ものの触感は、子供の好奇心を養うのに最適です。

手で触れる新しい刺激に対して、興味関心が湧く第一歩となることでしょう。

そのうえ、ぬいぐるみは鋭利な部分がほぼありませんから、未知の体験をさせるうえで大人から見ても安心感が伴うアイテムと言えます。

安心感と癒し

そしてもちろん大人も子供も関係なく、あの愛らしい見た目や感触によって安心感を得ることができます。

ぎゅーっと抱きしめたり、一緒に眠ることで得られる安心感は、子供が好奇心と共に抱えることになるであろう不安やストレスの解消にもつながるのです。

子供にとってぬいぐるみが愛着のあるものになれば、それは安心感だけでなく精神を安定させるアイテムにもなります。

常にそばにいてくれて、言葉は発さないけれど受け入れてくれるぬいぐるみは、精神を落ち着かせ楽にさせてくれるアイテムとなることでしょう。

成長を支える

またこの安心感と癒し、精神面での支えは、子供が自立していくうえでの支えにもなります。

赤ちゃんの頃は母親に対してすべての欲求を叶えてもらっていました。

しかし成長すれば、自分から何かをやるという行為に意識が向きます。

この時好奇心と同時に、母親から離れるという不安や寂しさもどうしても伴います。

その寂しさや不安に対する代替案としてぬいぐるみが役立つのです。

お母さん代わりとしてぬいぐるみが子供の側にいることで、自立という成長を支えてくれるのです。


子どもを知るのに役立つ一面も

子供がお気に入りのぬいぐるみやタオルケットに執着し、手放さない状態を「ブランケット症候群」と呼びます。

ぬいぐるみにはこの状態になった子供の精神状況を知るのに役立つといった一面もあります。

この症状の原因には、強い不安感やストレスが挙げられているのですが、眠い時や甘えたい時だけ症状が出ることもあると言います。

そのため、親御さんや大人にとって子供がぬいぐるみを手放さなくなった時には、「なんらかの不安があるのだな」という認識にもつながります。

ちなみにこの症状は、通常成長し、自立していく過程で自然に治っていくものです。

やさしく見守り、症状を解消させようとぬいぐるみを取り上げるのではなく、不安感を解消することに努めましょう。


ぬいぐるみの選び方

おすすめのぬいぐるみをご紹介する前に、基本的なぬいぐるみの選び方をご紹介します。

子供自身が興味ひかれたぬいぐるみを選ぶのが良いのでは?と考えていますが、まずは小さなお子さんでも安心して遊べるぬいぐるみの選択基準を知っておくことが大切です。

まず小さなお子さんは口に入れてしまうことが多々ありますから、誤飲の可能性の高いものは避けましょう

噛む力が意外と強いので、縫い目がしっかりしているものや、細かい素材の少ないものを選びましょう。

ぬいぐるみの目や、噛みちぎった布の一部などを飲み込むこともあるので、口に入れても問題のない素材かつ丈夫なものを選ぶ必要があります。

また衛生面から、毛の短いぬいぐるみを選ぶことがベターです

毛の長いぬいぐるみはホコリがたまりやすいからです。

丸洗いできるぬいぐるみもオススメですよ!




おすすめぬいぐるみ

パシフレンズ おしゃぶりキリン 他




おしゃぶりとぬいぐるみが一緒になった、可愛らしい動物ぬいぐるみです。

おしゃぶりをしながらぬいぐるみに触れることができるため、おしゃぶりを落としにくいという利点もあります。

また付属のおしゃぶり以外のおしゃぶりにも装着できる専用のアタッチメントがあります。

愛用しているおしゃぶりにつけるだけでなく、おしゃぶり期の終わった子供には普通のぬいぐるみとして遊ばせることもできるので、一石二鳥なアイテムとも言えます。

もぐもぐパペット(サル) 他




子供の好奇心を育むためには、大人による遊びのアイディアも効果的です。

パペット型のぬいぐるみであれば、ふわふわの見た目だけでなく大人が動かすことによって子供の興味関心をひくこともできるでしょう。

コミュニケーション能力の向上や、食事トレーニングなどの相棒にもなるので、応用力のあるぬいぐるみと言えます。

今治産タオル ウサギのぬいぐるみ




口に入れても安心できるぬいぐるみをお探しなら、タオルブランドである今治タオルが販売しているウサギのぬいぐるみはいかがでしょうか。

オーガニックコットンの素材は、タオル素材としての優秀さはもちろん、適度な硬さがあり子供がねぶって楽しむこともできます。

元々タオル素材ですし、中綿もポリエステル製ですから、ガンガン洗濯することもでき衛生面でも安心です。


女の子のイメージが強いぬいぐるみだけど男の子も喜ぶ!

ぬいぐるみを持ち歩くイメージは、やはり女の子の姿を連想する人も多いかと思います。

しかし実際には、ぬいぐるみがもたらす効果を考えると女の子も男の子も関係ないのが現在における姿と言えるでしょう。

また近年のぬいぐるみの中には、かわいらしさだけではなくリアルな動物の造型を描くものもあります。

ケーセン社の販売しているぬいぐるみは、リアルな造型と重みが特徴的なぬいぐるみメーカーです。



女の子も男の子も関係なく、楽しむことのできるぬいぐるみなのではないかと考えており、オススメのブランドです。

実際私の従兄弟の中にも、小さい頃はロボットではなくぬいぐるみで遊んでいた子もいます。

プレゼントとして選ぶ時、性別を気にすることなく、安心感をもたらしてくれる観点から、ぬいぐるみを選ぶのもいいかもしれませんね。


参考文献

1.睡眠中にぬいぐるみを抱いた方が良いと言われる5つの理由とは?
 http://kenkoudaigaku.com/sleep-plush-doll/

2.お気に入りのタオルを手放せない子どもの心理
 https://allabout.co.jp/gm/gc/457399/

3.愛情不足が原因??ぬいぐるみやタオルが手放せない「ブランケット症候群」とは?
 https://mamanoko.jp/articles/25535#heading-687392

4.【医師監修】いつから必要?赤ちゃん用ぬいぐるみと人気商品8選
 http://woman.mynavi.jp/kosodate/articles/109