ブロック遊びの効果を知っていますか?
子供に贈るプレゼントって興味をそそられるものが沢山あって目移りしてしまいますよね。
最近では、子供の脳の発達を目的とした知育玩具なども人気の高い商品となっています。
そこで、遊びとしても純粋に面白いし、知育玩具としての人気も高いブロックを選んでみてはいかがでしょうか?
今回はブロック遊びが子供に与える効果について調べてみました。
ブロック遊びがもたらす効果とは?
感性などを司る右脳を鍛えるという目的であれば、ブロック遊びはぴったりの遊びであると言われています。
具体的な効果を挙げるとすれば、
- 空間認知能力
- 創造力
- 集中力
- コミュニケーション能力
などが挙げられます。
ブロック遊びは、無限大に広がる組み合わせの中で、自分の想像力・創造力を発揮できる遊びであり、右脳を鍛えるうえでは重要な役割を担います。
完成形をつくりあげる遊びも学びのひとつにはなりますが、0から1をつくりあげる観点から、ブロック遊びはとても有効な遊びとなるのです。
加えて想像力がまだ発達していない0歳〜1歳半ほどの小さな子供でも、積み木のように積み上げてみたり、放り投げてみる遊びだけでも十分楽しめます。
性別の違いや年齢の差があっても、遊びやすいアイテムでもありますから、意外と気軽に遊ぶことのできるおもちゃかもしれません。
子どもの脳を鍛える効果的な遊び方は?
ちなみに大人が隣にいる時、大人が子供と共にブロック遊びを楽しむ時の、脳を鍛える効果的な遊び方はあるのでしょうか。
子供と遊ぶ際、子供の成長のために「声かけ」は重要です。
ブロック遊びをする際には、想像力を養うことも考えて、子供が完成させた物に対して興味関心をもつことが重要です。
「何をつくったの?」という声かけは、子供が想像・創造したものを「伝える」練習にもなりますし、興味関心を抱けば、よりたくさんのものをつくりあげようと考えるはずです。
大人から見ると「?」な製作物もあるかもしれませんが、否定するのではなく、積極的に質問を投げかけるようにしましょう。
イメージを発展させるために「(飛行機だと答えられた時)これでどこへ行くの?」「誰かを連れて行くの?」と言ったストーリーが発展しそうな応対も効果的であると言われています。
子供が自分のつくったものを自信満々に語らせることは、自尊心の向上にもつながりますよ。
注意!発育を邪魔する大人の言葉とは?
ただどうしても「よかれと思って」口出ししてしまうこともあるかもしれません。
ですが、大人の口出しは、時に自主性や想像力を損なわせる場合があるので、子供が熱中して遊んでいる場合には、「見守る」ことを重視した方が良いと言えます。
子供の豊かな想像力は、大人から見ると「?」なものも多いですが、子供は決して「正解」を求めている訳ではありません。
ですから例えば子供がつくったものに「飛行機」と命名した時、「飛行機はこんな形じゃない」というコメントは、子供の想像力を邪魔する場合があります。
また現実に存在する形(動物型など)に完成されたブロックで遊ぶ場合には、形の意味を説明するだけに留めることをオススメします。
動物の形をしていたら、動物の形をかたどっているという説明だけで、残りの想像力は子供のためにとっておきましょう。
なかなか大人になると子供目線に立って物事を見るのが難しいものですが、口出ししすぎず、ただ興味関心は失いすぎず、バランス良く子供と楽しみましょう。
おすすめブロック
レゴ クラシック
ブロックといえば定番のレゴがオススメです。『レゴ クラシック』は33色も揃った豊かな色が特徴的なセットです。
窓やドアのような形の決まっているパーツもあるので、想像力が無限大に広がります。
こちらは細かなパーツも含むため、4歳以上が対象となっていますが、ある程度成長しても楽しめるのがレゴの面白いところです。
また片付けボックスに入っているので、片付けトレーニングも一緒に行なうことができます。
レゴ デュプロ
1歳半から楽しめるレゴなら、『レゴ デュプロ』がおすすめです。
1歳半を想定しているため、通常のレゴよりも大きめサイズなのが特徴です。
まだ手先が器用ではないお子さんでも持ちやすいサイズであり、誤飲の心配もありません。
様々な種類のブロックが入ったセットなら、組み立て遊びだけでなく数の勉強やごっこ遊びにもつなげることができます。
口コミを見ると、1歳ほどのお子さんは組み立て遊びがまだできない代わりに、ブロック同士を合わせて音を鳴らしたり、分解する遊びを楽しむことができるとあります。
1つのおもちゃで、成長に合わせて遊び方がたくさんあるものは便利ですよ。
くみくみスロープ
組み立てを重視したものであれば、ボールが転がるコースを考えてつくりあげるこちらも面白いですよ。
ブロック遊びのようにパーツを組み立てることでコースが出来上がります。
そのコースにボールを転がすことで、スロープを下る原理を知ることができます。
どうしたらボールが下までうまく転がるかを自然と考えながら組み立て遊びが楽しめるため、創造力だけでなくコースをつくる集中力、つくりあげる達成感も得られるおもちゃです。
組み立てがまだまだ難しいお子さんには、コースを親がつくり、子供にボールを転がさせるという遊びも楽しめます。
ジムワールド マグ・フォーマー
磁力を使っているブロックで、磁石がくっつく時のつながる感じが子供達を夢中にさせます。
世界65ヶ国で愛されているブロックです。
ベーシックな形が揃っているセットであれば、正三角形と正方形だけで出来ているので、単純な形から複雑な形をつくりあげる想像力が身につけます。
また小学校で習う図形の概念を自然と学ぶことができるので、算数・数学への興味の橋渡し役にもなると言えます。
レゴブロックの実体験
ちなみに私が幼かった頃には、祖父母の家にレゴブロックが置いてあり、それで遊んでいた思い出があります。
レゴブロックは今でも好きなのですが、片付けボックス付きのセットは「片付けに苦労しなかった」という親の証言があります(笑)
実際に、私が小さな頃利用していたお片づけボックスの中身は、沢山レゴブロックが入っていたものの満タンに詰め込まれていた訳ではありません。
その絶妙な余裕が、「使い終わったらただ箱に入れるだけ」という簡便さを生み出し、抵抗なく片付けができるのでは?と考えています。
キレイに揃え“なければいけない”となると、子供には少々難しく思える片付けですが、放り込めなOKという簡便さは、はじめての片付けトレーニングが抵抗なく終えられる要因でもあると考えています。
子供のプレゼントでブロックを贈る時には、お片づけトレーニングまで加味して選ぶと、親御さんに喜ばれるかもしれませんね。
参考文献
1.『レゴスクール』に学ぶ!ブロック遊びの知育効果と遊ばせ方のポイントは?
http://select.mamastar.jp/202903
2.子どもの右脳を鍛えるにはブロック遊びが抜群と判明
https://wooris.jp/archives/11372
3.あの一言がNG!親の意見が子どもの発育を阻害する
https://wooris.jp/archives/11369