ココロもカラダも成長できる「知育玩具」はプレゼントにぴったり!

子供が生まれたご家庭にプレゼントを贈る時、子供のためになるものや育児に追われる家族を応援するものを用意したいものですよね。

特に子供のためのプレゼントとして“ おもちゃ ”を用意する人も少なくありません。

近年、子供の脳の発達に働きかける「知育玩具」が注目を集めています。

3歳までの子供をターゲットに絞った知育玩具の発展が目覚ましい昨今、どのような効果があるのか調べてみました。





知育玩具の効果とは?

知育玩具の効果は、五感に働きかけ、徐々に子供が自分で考える力を身につけることができるところにあるでしょう。

「教材」のような知識を増やすものと比べると、知育玩具は“知育”とついているものの子供特有の感性に働きかけるおもちゃが多いです。

まだまだ小さな子供ですから、脳の発達に働きかけるとはいえ、そのメインは五感が主な対象となっています。

しかしその五感に対する刺激は、その後の成長に大きな影響を与えるとも言われています。

五感への刺激は、徐々に「考える」という脳への刺激へもつながるのです。

五感で感じ取ったものを楽しいと思えるからこそ、成長の過程で新しい遊び方を「考える」ようになり、脳の発達に役立つという訳です。


子どもの脳の発達のしくみ

子供の脳は、脳神経細胞が増加し成長していくところから始まります。

脳神経細胞が爆発的に増加することによって、様々な情報を得られるようになり、子供は徐々にその意味を理解していくようになります。

脳がどんどん成長すると、今度は徐々に「間引き」のような不要な情報を減らすという成長も遂げます。

「子供の脳の発育は3歳までで決まる」と言った文言が目に入ることもありますが、確かに脳神経細胞が爆発的に増えていく時期は0〜3歳ぐらいと聞きます。

もちろん発達・生育速度というのは人それぞれ違いますから、「3歳までに知育玩具で遊ばせないとNG」といったことはありません。

ゆっくり成長していく子もいれば、驚くほどスピードが速い子もいますから、成長速度に関しては焦らずゆっくりと見守ることを意識すべきですね。

おすすめ知育玩具

ここからはおすすめの知育玩具についてご紹介していきます。

もちろん後半でもお話しますが、私はどのようなおもちゃであっても、そのもの自体が子供にとって十分知育につながると考えています。

知育玩具として人気の高い商品をご紹介していきますが、これら以外のおもちゃであっても、子供に良い影響を与えるものは沢山あります。

子供に贈る時余裕があれば、子供と一緒におもちゃ屋さんに出向き、子供が興味を示したものを選ぶこともオススメですよ。

ニューブロック たっぷりセット


ブロックひとつひとつが大きく、小さなお子様でも安心して楽しむことのできるたくさん入ったブロックのセットです。

原色の明るい色味が子供の視覚に良い刺激になることでしょう。

大きめのブロックは、安心安全面だけでなく、手の指を大きく使うことによる触覚の刺激にもつながります。

想像力を働かせて、様々な形を作り出すことができるので、様々な遊び方を考えることにもつながりますよ。

サボテンバランスゲーム



バランスゲームとして遊べるようになるのは、少し大きくなってからかもしれませんが、パーツに差し込むという遊びでも十分楽しむことのできる、面白い見た目のブロックゲームです。

3歳くらいのお子様であれば、バランスゲームとして楽しむこともできるうえ、毎回違った形に完成されるサボテンによって、様々な角度から物を見て考える力の向上にもつながると期待されています。

立体の把握にもつながるため、算数・数学的な感性も身に付くことでしょう。

もちろんバランスゲームとして楽しむには早いと思われるお子さんでも、大きさや形に丸みがあるため、遊びとしては十分楽しめます。

KAPLA カプラ200


木でできたシンプルな積み木おもちゃです。すごく純粋な積み木であり、同じ形・大きさをした木の板を黙々と積み重ねていくことが楽しいおもちゃとなっています。

形状がシンプルな分、作り上げられる形が無限大です。

そのため子供の想像力を養うという観点から注目を集める上質な知育玩具として知られています。

木という素材から、木と木を積み重ねた時の軽やかな音にも定評があり、適度な聴覚の刺激としてオススメです。

知育玩具以外のおもちゃも大切

知育玩具には、子供の五感を刺激する効果が期待されていますが、知育玩具以外のおもちゃであっても十分“知育”には結びつけることができるでしょう。

子供はいつだって興味津々ですから、不思議なことにおもちゃを用意しても大人から見ればゴミ同然のようなものを使って上手に遊ぶことが多々あります。(笑)

本当にゴミだった時には衛生上あまり使ってほしくないものですが、あれも子供の脳の発達には十分貢献していると言えます。

ただもちろん知育玩具をプレゼントすることで、親御さんの子供に対する教育のサポートにつなげることはできますから、親御さんの教育方針も参考に、選んであげるのは喜ばれるかもしれませんね。

知育玩具も重要だけれど、それ以上に大切なもの

また知育玩具そのものにも、子供に対する重要性はありますが、やはりまずは親御さんや周りの大人による子供への関心も、子供が成長していくうえでは重要な役割があります。

知育玩具を用意するだけでなく、「それを使って一緒に遊ぶ」という体験も一緒に贈ることができるとベストですね。

成長した子供の中で、コミュニケーション等々で問題を抱えている子の中には、やはり幼少期の触れ合いの少なさが原因のひとつとなっている場合があります。

脳の組織を比較した研究によれば、ネグレクトされて育った3歳児とそうでない子供では、ネグレクトされてしまった子の方が脳のサイズが小さく萎縮しているという報告があります。

子供の頃には“環境”が重要であるということが分かります。

知育玩具そのものによる子供の脳への発達は、その知見から期待できそうですが、

最も重要なのは子供と一緒に過ごす時間なのではないかとも考えます。

ぜひ知育玩具を贈った際には、一緒に遊んであげる時間も提供してあげてくださいね。

参考文献

1.3歳・7歳・10歳は子どもの脳の発達の節目
 https://family.php.co.jp/2015/07/post21.php

2.学習しながら遊べる「知育玩具」その効果は?
 http://www.excite.co.jp/News/column_g/20161218/Mocosuku_38461.html

3.知育・学習玩具特集
 https://www.amazon.co.jp/b?node=4517329051

4.子供の脳が萎縮する、危険な「触れ合い不足」
 http://toyokeizai.net/articles/-/77746