おもちゃ大賞2017に選ばれた「イノベイティブ・トイ部門」のおもちゃをまとめました!
「おもちゃだいすき.com」では、子供向けおもちゃについてご紹介しています。
そんな中、子供が心惹かれるおもちゃを探していると「日本おもちゃ大賞受賞」という文字を見つけました。
なんでも様々な人におもちゃを知ってもらい、楽しんでもらうために発足された賞のようで、
見てみると様々な部門で面白そうなおもちゃがたくさん受賞されていました。
そこで今回は日本おもちゃ大賞2017イ「ノベイティブ・トイ部門」に選ばれたおもちゃをご紹介していきます。
日本おもちゃ大賞ってなに?
日本おもちゃ大賞は、一般社団法人日本玩具協会が創設した賞であり、2017年で10回目の開催となります。
安心して楽しんでもらえる良質なおもちゃの生産・普及が根底にあるこの賞は、
応募総数42社335商品の中から、イノベイティブ・トイ部門として選ばれたのは以下の5商品です。
イノベイティブ・トイ部門に選ばれたおもちゃ
この5商品がイノベイティブ・トイ部門で受賞した商品です。
受賞基準は、子どもたちが興味・関心のある事柄、夢や憧れを基盤に、
そのおもちゃで遊ぶ中で想像力や創造力、コミュニケーション力などを育めるかどうかが基準となっています。
ただ興味・関心をひくだけではなく、子供の成長に寄与できるかどうかが受賞のカギとなっています。
それではひとつずつ見ていきましょう。
【大賞】蒸気がシュッシュッ!トーマスセット
プラレール きかんしゃトーマス 蒸気がシュッシュッ! トーマスセット
本物さながらの蒸気が出るのが特徴的なトーマスのプラレールセットです。
テレビシリーズでおなじみのトーマスをそのままプラレール化したおもちゃであり、
テレビ同様給水塔からトーマスへ水を入れる仕組みとなっています。
水を入れすぎた場合には、トーマスの横から水が出てきて、手前にある池に溜まる仕組みとなっています。
本物さながらの蒸気ではありますが、超音波方式で蒸気が発生しているため、子供が手で触っても火傷の心配はありません。
また状況に応じた27種類のサウンドとおしゃべりによって、実際にトーマスと遊んでいる気分になれる点が評価されています。
【優秀賞】ラジオコントロール ハイブリッドウィング
初心者でも操縦しやすいラジコンが優秀賞に選ばれました。
ラジコンの第一関門と言われるホバーリング(空中で飛行を続けながら止まること)を自動化した製品であり、
初心者でも壊さずにラジコンに取り組みやすいという点が、口コミでも高く評価されています。
ジャイロセンサーや気圧センサーが搭載されているため、高度を自動で調整することができ、
そのおかげで安定した飛行を楽しむことができるのです。
初めてでも飛ばす楽しみを味わえるよう、2つの飛行モードが用意されています。
飛行機モードで滑走から離陸を味わえるモード、それから垂直離着陸可能なドローンモード、
これらがボタン1つで切り替えられる点が評価されています。
【優秀賞】小っちゃな手のりモンキー ハグミン
指にはめて遊ぶことができるサイズの、小さなお猿さんのおもちゃです。
指にはめた状態で、話しかけたり、揺らしたり、触ることで反応を返してくれます。
小さな体からは想像できないのですが、3つのセンサーが内蔵されており、
タッチ・スイングに反応、マイクセンサーは息を吹きかけることで反応し、
なげキッスを返してくれるユニークな反応が面白いです。
デジタルペットのおもちゃは過去にもさまざまなものが登場していますが、
この3つの高性能センサーにより、まるで生きているかのような感覚が味わえる点が評価されました。
【優秀賞】はじめてのオリケシ チビケシスタンダードセット
オリケシがはじめ何の略なのか分からなかったのですが、オリジナル消しゴムの略だったのですね!(笑)
家庭にある電子レンジで消しゴムをつくることができるオリケシシリーズから、
はじめての消しゴムづくりに最適なセットが登場しました。
小さなサイズの消しゴムをつくることができ、完成したオリケシを友達にプレゼントしたり交換し合えるよう封筒もついてきます。
デザインシートに沿って素材を並べるだけで、細かい模様の綺麗な消しゴムをつくることができますし、
使用する材料も水だけなので簡単かつ安全に消しゴムづくりに挑戦することができます。誰でも簡単につくれる、
という点が評価されています。
【優秀賞】BotsNew Characters VR DRAGONBALL Z
BotsNew Characters(ボッツニューキャラクターズ) VR DRAGONBALL Z
「BotsNew」シリーズは、スマートフォンにセットするVRシリーズであり、その名の通り「没入体験」ができる全く新しいおもちゃとなっています。
「DRAGONBALL Z」では、スマートフォンのカメラ機能を利用し、両手に専用コントローラーを装着することで、
まるで自分が主人公・孫悟空になったかのような技の体験に「没入」することができます。
有名な必殺技「かめはめ波」を体験することもできれば、迫力満点のバトルゲームに参加することもできます。
VRの感動そのままに、技の体験や戦闘力を測る体験など、
憧れのドラゴンボールの世界に入ったかのような感覚を味わえる点が評価されています。
※ただしVRで遊ぶ際には、その危険性も理解しておかなければなりません。
VRで物を見ることは、それ相応に負担がかかります。
眼科医や専門機関からは、
「幼少期は目の使い方を学んでいる時期なので、VRのような目に負担のかかるものは避けたほうがいい」
という意見もあります。
例えば物を立体的に見る「立体視」は6歳くらいまでに完成すると言われているのですが、
今回紹介するようなスマートフォンを利用してのVR体験の対象年齢は、
その年齢を加味して“7歳以上”となっており、また長時間連続しての使用は避けるように注意が促されています。
子供はひとつのことに夢中になりがちですから、「DRAGONBALL Z」の世界に没頭しすぎて、
具合が悪くなったり視力が著しく低下することのないよう、大人が見守り、時には注意する必要があります。
おもちゃを選ぶ基準について
今回は日本おもちゃ大賞という賞を受賞したおもちゃを紹介しましたが、
実際に私達がおもちゃを選ぶ時、どのようなことを基準に選んだらいいか最後にご紹介します。
といっても答えは単純明快なものです!
まず子供と共におもちゃを選ぶ時には、大人ではなく子供に選ばせてあげるのが重要です。
子供がその場にいる時には、選ぶ基準は子供が決めます。
もし子供がその場にいない時でも、出来る限りその子供自身が強い興味・関心を持っているもの、
またはその子供の年代に合わせたおもちゃを選ぶことをおすすめします。
「おもちゃだいすき.com」でもおすすめのおもちゃをいくつかご紹介していますが、
子供の年代や性別による特性を一緒にご紹介しているのはそのためです。
でも、まず優先すべきは子供です。おもちゃを贈る相手である子供を基準におもちゃを選びましょう。
この記事に関する参考文献
1,日本おもちゃ大賞2017
https://www.toysrus.co.jp/f/CSfToyprize.jsp
2,日本おもちゃ大賞
http://www.toys.or.jp/award/
3, 【公式】 Hugmin(ハグミン) |ハピネット おもちゃ屋さんへ行こう!
http://www.happinettoys.com/contents/hugmin/
4, VRヘッドセットの対象年齢設定状況と小児利用による斜視のリスク
http://entamevr.com/target-age-and-squint-eye#i-2
5,おもちゃを選ぶ基準は?子育てに役立つ情報満載【すくコム】
https://www.sukusuku.com/contents/qa/8695